古典電子半径
こんにちは、よねすけです。
- 作者: 砂川重信
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
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体の電子による電磁場の密度エネルギーは
このとき、静止した電子が半径、電荷がの古典的小帯電体球とみなしてみましょう。このとき電場は電子からの距離を用いて、
相対論の結果を援用するならば静止質量が持つエネルギーは
電子が点電荷であるものとすれば、としなければなりません。そうすると電磁場の全エネルギーは無限大に発散してしまいます。これは古典的な電子のモデルがうまくいっていなことを意味しています。また量子力学においても電子は点電荷であるとみなされる(らしい)のでこの無限大の自己エネルギーの困難は量子力学でも引き継がれることになるそうです。
量子論における電子の議論は僕はあまり詳しくないので理論電磁気学のことをほぼそのまま書くままになってしまいました。この分野についても勉強していきたいと思います。
それでは。